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◆ GSnapでケロる(各種パラメータ)

2009年10月25日 01:08

昨今のケロ声ブームもあり、ピッチシフト系のFree VSTではGVST社の"GSnap"が有名なんですかね。
有料無料問わずピッチシフト系は使ったことが無かったので、使い方を理解できずに放置していたが、ここはブームにのって使い方ぐらいは覚えておいて損はないかなと、ちょいとテストしてみた。

今回試してみて使い方を理解できた部分があるが、依然として不明のパラメータもあったりするのが微妙っす。

■パラメータ
GSnapのパラメータ構成は「鍵盤GUIのノート選択」、「Detection」、「Correction」、「MIDI」、「Calibrate」となっている。

GSnapスクリーンショット

■Detection
これはフィルター感覚でエフェクトを掛ける対象範囲を設定するパラメータになる。

・Min Freq
ハイパスフィルター感覚で、設定の周波数以上をピッチシフト対象とする。40Hz~2kHzの可変だが、例えば素材の全てにエフェクトを掛けるなら左一杯(40Hz)にすればよい。

・Max Freq
こっちはローパス感覚で、設定の周波数以下をピッチシフト対象とする。同じく40Hz~2kHzの可変。素材の全てにエフェクトを掛けるなら右一杯(2kHz)にすればよい。

・Gate
名前の通り、素材音量(dB)に対してのゲートになる。-80dB~-10dBの可変で、右一杯(-10dB)にすれば、-10dBより大きい音の素材でないとエフェクトが掛からない。

・Speed
多分元音からエフェクト音までのシフトスピードだと思われるが、このパラメータは良くわからんかった…。1~20の可変。


■Correction
これはコンプ感覚でエフェクト内容を設定するパラメータになる。

・Fixed ModeとMIDI Mode
「Fixed Mode」を選択すると、スケール(ダイアトニック全般)選択が可能になる。
例えばC Majorスケールを選択すると、鍵盤パラメータでC Majorの音だけが選択状態(白)となる。
変則スケールにする場合は鍵盤パラメータ上で設定したい音をクリックすれば、各ノートの選択(白)もしくは解除(グレー)ができる。

ここで設定したノート(もしくはスケール)に素材がピッチシフトされることになる。

・Threshold
設定ノートからピッチ(cent)単位でエフェクト範囲を設定する。5cents~600centsの可変だが、このパラメータはGUIが追随するので触ると解ると思う。

・Amount
ピッチシフト量を設定する。0%~100%可変で、当然0%なら効果はゼロになる。

・Attack
コンプと同じでエフェクト開始のタイミングを設定する。1ms~300msの可変。

・Release
こちらもコンプと同じで、エフェクトの停止タイミングを設定する。1ms~300msの可変。

・「MIDI Mode」選択
「MIDI Mode」では任意の音程とタイミングで音をシフトできるけど、GSnapの設定以外にDAWホストの設定が必要になる。
自分はCubaseユーザなんで、Cubaseでの「MIDI Mode」利用方法はこちらを参照。


■Calibrate
これはグローバルのピッチ・ファイン調整。デフォルト440kHzで430~450の可変。


■効果について(Fixed Mode)
基本的にはFixed Modeで設定したノート(もしくはスケール)に含まれる音に一番「最寄音」にシフトされる。
まずはエレピ(プラグイン)で試してみた。

「ドレミファソラシド」のC Majorスケール素材にD Majorスケールを指定してみた。
ここで注意なのは設定スケールの「最寄音」にシフトはされるが、音の度数に従うわけではない点。

・C Majorスケール
「ドレミファソラシド」

・D Majorスケール
「レミファ#ソラシド#レ」

度数に従うなら「レミファ#ソラシド#レ」として鳴ってほしいが、実際にシフトされた音は「シレミファ#ソラシド#」になった。

元1音目「ド」の最寄音が「シ」なので、結果としてI度ではなくVII度の「シ」にシフト。
また元2音目「レ」の最寄音は「レ」なので、結果としてII度ではなく、I度の「レ」がそのまま鳴る(シフトされない)。

シフト図

ただこれは素材音源に依存し、素材がシャープ気味かフラット気味かで結果は変わる。
もし元1音目「ド」がほんの若干シャープ気味だった場合は、「シ」より「ド#」の方が最寄と判断して「ド#」にシフトする。

試しに自分の声でも同じことをやってみたが、声の様に素材ピッチが不安定だと、最寄音の検出が変わるのでシフトされた音は「ド#レミファ#ソラシド#」だった。
つまり最初の「ド」がシャープ気味だったために、「シ」ではなく「ド#」にシフトされたということだ。

「MIDI Mode」も使えばかなり思い切った音程とタイミング設定が出来るはず。

そして何といっても素晴らしいのはGSnapがFreeってことっすね!
そしてFree大好きの私は同社のGCompにも大変お世話になってます。
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◆ NIN ThisOneIsOnUs & The NIN Hotline present :

2009年10月24日 12:47

音源やら動画やらのフリー提供と続けている、宅録の神 レズナー先生。
宅録と言ってしまうと非常に語弊があるが、精神的にはDo It Yourselfの"宅録的精神"でリスペクトっす。
TorrentからパッケージもDL可能らしいけど、最新ライブ動画がYoutubeで公開。

■07. The Becoming



>> 全9曲Youtube HDのプレイリストはこちら

◆ xln AddictiveDrums ver1.5

2009年10月23日 02:52

xln社より無償バージョンUPのお知らせメールが届いたので、ver1.5(ADRENALINE)に格上げ作業だ。
今回のバージョンUPが楽なのは、AuthorizeやらオリジナルCD-ROM等が不要な点。
インストーラを実行で簡単に作業完了。

今回の目玉はE-Drumとの連携なので、ドラマーにこそ価値があるかも。
元々こういったPluginはドラマー以外が打ち込みでドラムサウンドを手にするためのツールだったが、ドラマーがE-Drumを使って自身のグルーブを表現できるわけですな。しかも音質は選び放題・エディットし放題。
ギターリストでいうアンシミュ的なノリだろうか。

ということでバージョンUPはE-Drum連携時のMIDI CCやVerocityに重点が置かれている。
自分はドラマーじゃないし、E-Drumも持ってないので微妙なバージョンUPではあるが、幾つか便利そうな機能は下記。

■Verocity
例えば機械的ニュアンスを強める場合にVerocityを均一に近くするのは手っ取り早い方法だが、Global設定でカーブとセンスが付いたので、スライダー一発で簡単に調節できるようになった。

■MIDIプリセット
300程MIDIパターンが追加とのこと。増えて困ることはないので良いことだ。

■Beat Transformer
Speed設定として倍テンや半速再生機能がついた。それ以外に66%(4/4 to 6/8)とかもある。
便利なのはこれらを選択した上で、MIDIパターンをホストにドラッグ&ドロップすると、ホスト上のMIDIパターンもその形になる。
ポリリズムや騙しリズムの構築が簡単にできそう。

余談だが、ギターもアンシミュがあるし、ドラムでも今回のような機能が提供されるなら、後は未開の地"ベース"のバーチャル化が望まれる。
イメージとしてはMIDI信号を生成するためだけのベースを開発してほしい。弦も交換不要だし、ボディ鳴りとかも関係ない。
やっぱベースはベースを弾いたほうが打ち込みよりライン構築が楽だけど、それがMIDI化されるとパラダイス~。
それこそVerocity設定とかあれば、下手糞な俺でもコンプが不要だ!
そんな時代も実際に現実化しそうで恐ろしい。

◆ 2009秋のモニター環境調整 其の弐

2009年10月21日 23:29

2009秋のモニター環境調整 其の壱より続く

■試行錯誤Vol.4
早々と注文の翌日にヘッドフォン(AKG K271MKII)が届いた!
初日の印象としては、慣らしエージングが0時間なんでハイが若干上がりぎみか?
自分はエンジニア素養が無いので、EQでポイントを探りながらなので微妙にズレてるかもだが、3.5kHzと11kHz付近がちょっと上がってる気がする。
まあこの付近は慣らし後に落ち着いてくるでしょう。

それでもって、MDR-CD900STで感じた130Hz問題なんだけど、かなり緩和された。
それでもスピーカーより多少足りない気がするが、足りなさ具合はCD900STの1/3ぐらい。
この"1/3"解消にはやはりスピーカー位置調整が必要だというのは結論にて週末にでも再調整してみよと思うが、当分スピーカーとK271MKIIでミックスを続けられると思ったAKG初日です。

■番外:AKG K271MKIIの素敵なポイント
AKG製品は初めてだったのだが嬉しかったポイントは下記。
・コードが脱着式なんだけど、初めからストレートとカールの2種類が同梱。ナイスサービス。
・皮のイヤーパッド付いてるんだけど、スペアで布系のパッドも同梱。これもナイスサービス。

■次なる課題
ここでDAW初心者から中級者へのグレードUPを諮るため、Audio I/Fへの領域にも進んでみるべしだ。
円高を機会にRMEをゲットしたいところだが、お財布問題が絡むので難しいところ。
さてどうしたものか…。

◆ 2009秋のモニター環境調整 其の壱

2009年10月19日 15:11

細かいことに悩む自分自身がストレス原因だが、性格なんでどうしようもない。
悩みの基は「モニター環境」である。DTMにおける最重要項目だけに解決の糸口がほしいところ。

悲しいかな、自分はスタジオ作業の豊富なプロではないので、モニターに対するリファレンス感覚が全く無い。
というわけで、現在のモニター環境がどれほど信頼がおけるのか判断できないところがネックになっている。

■試行錯誤Vol.1
まずはスピーカー(Tapco S5)とヘッドフォン(MDR-CD900ST)が同じ印象になるように、スピーカー位置を調整すること。
ヘッドフォンへの信頼ありき、かつヘッドフォンが900STという点がとても微妙ですがね。
しかしながらどのヘッドフォンがリファレンスになるかも知らないので、まずはやれるとこからやってみた。

セッティングを試行錯誤した結果、自分がリファレンスにしているプロ楽曲を聴いた場合では、スピーカーとヘッドフォンの印象が変わらない状態には設定できた。

それに満足して、DTMを満喫していたわけだが、自作のある1曲のミックスが何回やっても上手く行かなくて立ち往生。

どうやらスピーカーとヘッドフォンの印象が変わらないのは単にプロのミックス・マスタリング技術が秀逸で、再生環境に依存しないだけのようだ(プロって凄いね)。
自分のミックスだとスピーカーとヘッドフォンの印象がとても異なる。

■試行錯誤Vol.2
現在のセッティング状態においてのスピーカーとヘッドフォンの差異を確認しよと思い、プロジェクトのMasterチャンネルEQをあれこれ調整。プロ楽曲を使うとレンジバランスなどが良すぎて差異が判らないので、自作曲のトラック単体(ドラム2mix)で確認した結果、130Hzに大きな違いがあった。

130Hz以下にも差異があったんだけど、ざっくり目安でスピーカーから130Hzを-6dBでかなり近づいた。

-6dBともなるとモニター環境を構築する上で大問題ですな…。

■試行錯誤Vol.3
仮に900STを基準にした場合、スピーカーは130Hzに6dBの山があるということだが、そもそも他のヘッドフォンならどうなのか?
基本的にはスピーカー(Tapco S5)の性能というより、部屋の形状と設置場所に問題があることは薄々解っているが、この際だがら色々試してみようとヘッドフォン(AKG K271MKII)をポチりました。
かなりAKG K702と迷ったんだけど値段的に根性出せなかった(T_T)。

今週中にはK271MKIIが届くと思うので、そこで再度の差異確認っすね。
その結果は後日(試行錯誤Vol.4へ)。

◆ DAWの音質比較 by Sound & Recordingマガジン

2009年10月03日 23:30

サボり気味のDAW作業リハビリの一環としてSound & Recordingマガジン(10月号)企画で「DAWの音質比較がができる素材を作ってみました!」っていうのがあり、視聴してみた。
8ホスト別のWAVファイルがあるんだけど、各ファイルを1曲フルで聴くと判らなくなるので、ドラムが入るとこから8小節を波形カットして、順番に並べ、繰り返し聴いてみた(←疲れたわ)。

結論としては、自分の環境だと全くもって判別がつかない。
もっと真剣に聴き分けて、たとえ違いが判ったとしても、全くもって音楽的には有効な差ではないだろうというのが結論だ(あくまで私個人の感覚ですがね)。

■プロの解説はこちら↓↓↓ (Pan Lawによる音量変化に惑わされるなよってことだ!)
~結論部分を抜粋 (全文はこちら)~

さて、音質の違いについて。
結論から言うとそんなものは無い。全部レベルさえ合わせられればフェーダーもサミング(ミックス)も全部一緒になる。例外はPTHD、一つだけ整数演算だからレベル振り切ったらクリップするから。でも同じプラグイン使って振り切らないように使えば結果は全部同じになる、実験してないから断言できないので、はず。
サンレコについてるCDのファイルは違いがあるけど、この違いはすべてフェーダーのレベルが完全には合わないからってだけの話(PTのディザ例外)。
DAWのフェーダーは、入ってきた数字に掛け算するものだ。たんなる掛け算だから使う桁数(32ビットとか24ビットとか)と掛ける数字(フェーダーの高さ)が同じなら、答えはどんなソフトでやろうと同じになる。たとえば、-3.9dBって位置にPTのフェーダーがあって、それを他でやる場合。-3.9dBってのは、入ってきた数字に約0.82を掛け算する、ってことだ。でもこれはあるDAWでは0.82かもしれんが、ほかのでは0.816かもしれない、表示が-3.9dBって書いてあっても、同じ数を掛けるとは限らない。
要するに、DAW同士でフェーダーがおんなじ係数、掛ける数字、の場所に止められるとは限らない、というか、止まらない。だから必ず少しだけ掛け算に誤差が出て、これが違いとなって現れる。ほとんどのDAWのファイルをキャンセルさせてみるとL/Rに振ったものはきれいになくなるんだけど(これが掛け算一回分の差のはず)、センターは結構、-80dBくらいとかに残ってる。
センターに残るのはPanLawが絡んでるからで、PTの-2.5dBっていう半端なPanLawに-3dBのDAWをあわせるときには当然0.5dBたさなきゃいけない。でもこの0.5dBってのも完全に同じ数字だってのはあり得ないから、PTでは0.5なのがNuendoでは0.48かもしれない。結局フェーダーの違いにこの0.5dBの違いが足されて、さらにPanLawで下げる、すなわちもう一度掛け算する。するとセンター成分のレベル差はサイド成分に比べて大きくなる。大きいつっても-80dBとかだとかなりがんばんないとABX通らないと思うけど。これ以上結果を一緒にするためには、WAVESとか共通のプラグインを使って同じ設定にしてやればいいんだけど、今回はプラグイン無しにしとこうっていう話だったからここまでしかあわせらんなかったってこと。どっちにしても、これはレベル差なだけであって音質の違いは出てくるわけが無い。
そもそもレベル差≠音質、なのは当然なんだけど、これが意外と人間にはおんなじに認識される。今回試聴するとき、まずSONARでできちゃった3dB音量が上がったファイルを普通のと並べて聞かせてみた。これを聞いた人はでかい方を「太い」だの「奥行きが」だの、っていう感想を持った。経験的に3dBくらいの音量差はかなり微妙なところで、この違いを音量の差と認識する人は殆どいない。大体は音質の改善、改悪、一番ありうる形容詞は「太くなった」「細くなった」。これはCM音楽をミックスしているときに、注文をさばいてるふりをしてモニターをちょこっとだけ上げてクライアントを満足させるのと同じ原理。音楽に慣れている慣れてないにはあんまり関係なく、音量差を音質と勘違いすることはかなり普遍的なことなんだと思う。

*DP6で初めてOSXに作業が移った。同じPC、同じDA、すべて同じ条件だったんだけど、最初DPでプレイバックしたとたんにものすごく音がいい気がして、「ひょっとしてこのシーケンサ、というかOSX音いいかも?どうしよう?」っていう気になった。でもDAのアウトのレベルを一応確認したり、リージョンの場所そろえたり、フェーダーあわせたりして、PTとか他のDAWのファイルと比較しているうちにこの感覚は完全になくなった。ああ、やっぱぜんぜん一緒、なんも変わらん、になった。頭では違いは微妙なレベルだけと完全に分かってるのに、画面の感じ、ウインドウの動き、マウスの動きなんかの違いでこれだけ化かされるってのは、やっぱり気のせいってもの凄い、もっとちゃんと利用しないと、と再確認しました。



デジタルの世界って改めて凄いと思うわ。
アマチュアとはいえDTM野郎に提供されるツールはもはや言い訳が一切通用しない。
プロと変わらん環境が提供されてるってことだね。

鳴ってる曲がカッコイイかダサいか。全ては己の能力に依存な2009年。


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