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◆ DAWの音質比較 by Sound & Recordingマガジン

2009年10月03日 23:30

サボり気味のDAW作業リハビリの一環としてSound & Recordingマガジン(10月号)企画で「DAWの音質比較がができる素材を作ってみました!」っていうのがあり、視聴してみた。
8ホスト別のWAVファイルがあるんだけど、各ファイルを1曲フルで聴くと判らなくなるので、ドラムが入るとこから8小節を波形カットして、順番に並べ、繰り返し聴いてみた(←疲れたわ)。

結論としては、自分の環境だと全くもって判別がつかない。
もっと真剣に聴き分けて、たとえ違いが判ったとしても、全くもって音楽的には有効な差ではないだろうというのが結論だ(あくまで私個人の感覚ですがね)。

■プロの解説はこちら↓↓↓ (Pan Lawによる音量変化に惑わされるなよってことだ!)
~結論部分を抜粋 (全文はこちら)~

さて、音質の違いについて。
結論から言うとそんなものは無い。全部レベルさえ合わせられればフェーダーもサミング(ミックス)も全部一緒になる。例外はPTHD、一つだけ整数演算だからレベル振り切ったらクリップするから。でも同じプラグイン使って振り切らないように使えば結果は全部同じになる、実験してないから断言できないので、はず。
サンレコについてるCDのファイルは違いがあるけど、この違いはすべてフェーダーのレベルが完全には合わないからってだけの話(PTのディザ例外)。
DAWのフェーダーは、入ってきた数字に掛け算するものだ。たんなる掛け算だから使う桁数(32ビットとか24ビットとか)と掛ける数字(フェーダーの高さ)が同じなら、答えはどんなソフトでやろうと同じになる。たとえば、-3.9dBって位置にPTのフェーダーがあって、それを他でやる場合。-3.9dBってのは、入ってきた数字に約0.82を掛け算する、ってことだ。でもこれはあるDAWでは0.82かもしれんが、ほかのでは0.816かもしれない、表示が-3.9dBって書いてあっても、同じ数を掛けるとは限らない。
要するに、DAW同士でフェーダーがおんなじ係数、掛ける数字、の場所に止められるとは限らない、というか、止まらない。だから必ず少しだけ掛け算に誤差が出て、これが違いとなって現れる。ほとんどのDAWのファイルをキャンセルさせてみるとL/Rに振ったものはきれいになくなるんだけど(これが掛け算一回分の差のはず)、センターは結構、-80dBくらいとかに残ってる。
センターに残るのはPanLawが絡んでるからで、PTの-2.5dBっていう半端なPanLawに-3dBのDAWをあわせるときには当然0.5dBたさなきゃいけない。でもこの0.5dBってのも完全に同じ数字だってのはあり得ないから、PTでは0.5なのがNuendoでは0.48かもしれない。結局フェーダーの違いにこの0.5dBの違いが足されて、さらにPanLawで下げる、すなわちもう一度掛け算する。するとセンター成分のレベル差はサイド成分に比べて大きくなる。大きいつっても-80dBとかだとかなりがんばんないとABX通らないと思うけど。これ以上結果を一緒にするためには、WAVESとか共通のプラグインを使って同じ設定にしてやればいいんだけど、今回はプラグイン無しにしとこうっていう話だったからここまでしかあわせらんなかったってこと。どっちにしても、これはレベル差なだけであって音質の違いは出てくるわけが無い。
そもそもレベル差≠音質、なのは当然なんだけど、これが意外と人間にはおんなじに認識される。今回試聴するとき、まずSONARでできちゃった3dB音量が上がったファイルを普通のと並べて聞かせてみた。これを聞いた人はでかい方を「太い」だの「奥行きが」だの、っていう感想を持った。経験的に3dBくらいの音量差はかなり微妙なところで、この違いを音量の差と認識する人は殆どいない。大体は音質の改善、改悪、一番ありうる形容詞は「太くなった」「細くなった」。これはCM音楽をミックスしているときに、注文をさばいてるふりをしてモニターをちょこっとだけ上げてクライアントを満足させるのと同じ原理。音楽に慣れている慣れてないにはあんまり関係なく、音量差を音質と勘違いすることはかなり普遍的なことなんだと思う。

*DP6で初めてOSXに作業が移った。同じPC、同じDA、すべて同じ条件だったんだけど、最初DPでプレイバックしたとたんにものすごく音がいい気がして、「ひょっとしてこのシーケンサ、というかOSX音いいかも?どうしよう?」っていう気になった。でもDAのアウトのレベルを一応確認したり、リージョンの場所そろえたり、フェーダーあわせたりして、PTとか他のDAWのファイルと比較しているうちにこの感覚は完全になくなった。ああ、やっぱぜんぜん一緒、なんも変わらん、になった。頭では違いは微妙なレベルだけと完全に分かってるのに、画面の感じ、ウインドウの動き、マウスの動きなんかの違いでこれだけ化かされるってのは、やっぱり気のせいってもの凄い、もっとちゃんと利用しないと、と再確認しました。



デジタルの世界って改めて凄いと思うわ。
アマチュアとはいえDTM野郎に提供されるツールはもはや言い訳が一切通用しない。
プロと変わらん環境が提供されてるってことだね。

鳴ってる曲がカッコイイかダサいか。全ては己の能力に依存な2009年。


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